PETによるがん検診のがん診断センター

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がん診断法[PET]の特徴

最先端の医療技術が結集されたがん診断法であるPET(ペットと読みます)。欧米では“PET FIRST(まずペット検査から)”が常識となりつつあります。
PETとはポジトロン断層撮影の略称で、身体を断層撮影するという点ではMRIやCT検査と同様です。しかし、MRIやCTが特定の部位のがん細胞の形態を画像化するのに対して、PET検査はがん細胞が糖分(ブドウ糖)を取り込んで消費する様を画像化するという点で大きく異なります。撮影前に薬剤として静脈注入する糖分に特別な光(放射線)を出す物質を組み込んでおき、その光をPETで撮影することで糖分を取り込んだがん細胞の位置や拡がりが正確に診断できるのです。従来の検査法では診断が難しかった部位のがん細胞や、増殖前のごく小さながん細胞を発見することも可能で、数ミリ程度のものが発見されており、従来法に比べて検出率は約20倍とされています。PET検査は、1回で全身をチェックでき、身体への負担がほとんど無いのも特徴です。薬剤投与から約60分の安静時間を経て、PETでの撮影が約20分、そして約30分後には診断結果が聞けます。

がん細胞の成長プロセス

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